3D Archi Designer
コラム
存在感で空間を引き締めるデザイナーズ家具～データセンター中の人おススメパーツ③

存在感で空間を引き締めるデザイナーズ家具～データセンター中の人おススメパーツ③

2025.03.13

ショールームやカタログだけでなく、映画のワンシーンやドラマのセットなど、
「どこかで見たことがあるな…」と印象に残る家具やアイテムはありませんか？
アニメ化もされている人気漫画の単行本表紙にも毎回デザイナーズチェアが採用されるなど、
漫画製作の場でも注目が集まっています。

デザイナーズ家具と呼ばれる『有名デザイナーが手掛けた家具』がいろんなシーンで活用されているのはその知名度もさることながら、やはり「見栄えする格好良さ」「イメージの付けやすさ」が理由ではないでしょうか。

部屋に一つ置くだけで存在感があり、同じデザイナーの家具で揃えると統一感も出しやすく雰囲気が決まります。

さて、データセンターには数多くのデザイナーズ家具が収録されています。
デザイナーズ家具はその独特な形状やバランス、切り替えなどが大事なのでモデリング技術が試されます。滑らかに見せるためある程度のポリゴン数を使いながらも、多すぎると重くなってしまうので操作性が悪くなる…と毎回試行錯誤の連続です。

マテリアルもテクスチャを使用してファブリックを表現する場合は形状を分けたり、わざと分割して切り替えを表現したり、そのデザインによって様々です。

例えば、細いワイヤーを組み合わせているようなこちらのパーツの場合は、ポリゴン数を節約するために板状のポリゴンを組み合わせており、目立つカーブの部分は逆に他より分割数を増やしているのです。