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マイホームデザイナーのレンダリング結果が暗いのはなぜ?

レンダリング

今回は3Dマイホームデザイナーに関してよくご質問いただく、レンダリング後の空間が暗くなる理由について原因と解決策を解説します。

レンダリングをかけた結果、「夜のように真っ暗な画像になってしまった」という経験はありませんか?これは、編集画面とレンダリング結果の見え方に違いがあるためです。編集画面では作業しやすいように明るく表示される仕様となっているため、実際の光環境に基づいたレンダリング結果とは異なる場合があります。今回は、こうした問題を解決するためのポイントを紹介します。

環境光の影響

まず、レンダリングに影響する大きな要因の一つが「環境光」です。環境光は、パース全体に光を与える設定ですが、これを調整することで編集画面とレンダリング結果を近づけることができます。

ライティング設定から全体光源を調整

  • 太陽光源と補助光源の環境光の値を「0」に設定することがポイントです。
  • これにより、太陽光のみの状態になり、レンダリング後の暗さをシミュレーションした状態で編集作業が可能になります。
操作画面

▲環境光をゼロに設定した状態で編集すると、よりリアルなレンダリング結果を想定したライティングができます

照明を追加して空間を明るくする

環境光を調整した後は、必要に応じて照明を追加しましょう。照明を適切に配置すれば、レンダリング後の画像は明るくなります。

※1部屋あたりの点灯できる光源数には制限がございます。⇒詳しくはこちら

部屋に照明を配置する

  • 編集画面で照明を追加し、適切な場所に配置することで、暗い空間を明るくできます。
  • 照明を配置するたびに、部屋が明るくなっていくのを確認できます。

追加光源をカメラのライトのような役割として活用する裏技

シーンを撮影するときのように、追加光源を使いカメラの位置から光を当てる方法もあります。これを使うと、本物の照明を増やさなくてもレンダリング後の画像が明るくなります。

新規光源を作成

  • 照射角を80°に設定し、スポットライトを選択します。
  • 「レンダリング時に影を作る」をOFFに設定
  • カメラの位置に追加光源を移動
操作画面
操作画面

カメラの方向から空間を照らすことで、レンダリング後も明るいイメージが得られるため、撮影用の光として利用できます。

照明を追加し、追加光源の明るさを調整後にレンダリングを行ったパース画像がこちらです。

レンダリング

いかがでしょうか。レンダリング後の空間が暗いと感じたら、是非これらの方法をお試しください。

 

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