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オフィスレイアウト用語集
オフィスレイアウトやオフィスデザイン設計のヒントになる用語について解説しています。
コア配置
コア配置とは、階段、エレベーター、給排水設備(トイレ、給湯室)、冷暖房空調設備、配管スペースなど、上下に貫く構造体のまとまりである「コア」の配置のこと。配置方法により、分類されている。
- センターコア(中央コア):執務スペースとコアの動線が短くなる。建物の外側に執務スペースを配置でき、採光が確保しやすい。レンタブル比が高い。
- オープンコア:執務スペースが2つに分断されることで移動がしにくく、コミュニケーションがとりづらい。
- ダブルコア(両端コア):大きい柱割としやすいため、フレキシビリティが高い。二方向避難の確保が容易。ワンフロア全てを1企業で使用すると両面採光の大空間を確保できる。ワンフロアを分割して貸すと両端のコアをつなぐ廊下が必要となり、レンダブル比は低下する。 。
- 片寄コア(偏心コア)外壁に面する部分が多くとれるため、コア部分に採光、眺望、外気を導入しやすい 偏心率が大きくなる。高層化は向いていない。
- 分散コア:片寄コアの発展型。メインコア以外に避難施設、設備シャフトなどのサブコアがある。
- 分離コア:執務スペースの独立性が高いが、コア部分への動線が集中し、2方向避難が難しい。動線接合部は耐震構造上不利。
こちらの画像は 3Dオフィスデザイナーで作成