テーマ:リフォーム、リノベーション、プレゼン
東京都日野市という地方都市に拠点を置きながら、関東一円を営業エリアとしている株式会社リビングステージ。賃貸住宅の退去リフォームとリノベーションの両方を、東京・千葉・神奈川・埼玉という広い範囲で手掛けるためのツールとして3DマイホームデザイナーPROを活用しているというその手法について、石本専務に伺いました。
株式会社リビングステージは、賃貸物件の退去リフォームと入居率をアップさせるリノベーションの二つの部門を擁する施工会社です。リノベーションに関しては、室内だけでなくベランダやバルコニー、デッキなどのエクステリアも得意分野だそうですが、それを視覚的にアピールするのに役立っているのが3DマイホームデザイナーPROで作成するパースの数々。エクステリアのリフォームは建物の外観イメージを大きく改善できるので、物件オーナーに好評なのだそうです。
「大きくイメチェンできるエクステリアリフォームをわかりやすくオーナーに伝えるのに3Dパースは最適ですね」
エクステリア提案パース 1
エクステリア提案パース 2
と石本専務。もちろん間取りを大きく変更するリノベーション提案の内観パースも3Dで作成しているので、リビングステージは「エクステリアリフォーム」「リノベーション」という二つの強みを「3Dパース提案」でまとめあげている企業といえるでしょう。
「私たちが作る3Dパースは物件オーナーにアピールするためだけではありません」
と石本専務はリビングステージのプレゼンテーションの広がりを説明してくれました。冒頭で説明したとおり、リビングステージは退去リフォームを手掛けているので、多数の不動産会社とお付き合いがあります。その中には、築年数が経過して価値が下がってきた賃貸物件もあり、それらの入居率を改善させるリノベーションの引き合いが回ってくるのです。
「案件によっては提携の不動産会社さんを通して3Dパースでの提案書を出すこともあります。なので不動産会社さんにも強い印象を持ってもらえるんです」
たとえその時の提案が競合見積もりで負けたとしても、3Dパースは提携不動産会社に鮮烈な印象を残すので、別の案件が発生した時に『これはリビングステージに声をかけよう』と思いだしてもらえるのだそうです。そういったつながりで商談が広がっていくので、リビングステージのリフォーム・リノベーション提案はすべて3Dパースで行うのが基本となっています。
リノベーション提案のために作成した3Dパースは、賃貸物件オーナーへの説得力あるツールとなるだけでなく、入居率の向上にも大きく貢献しています。
リアルに完成イメージを表現した3Dパースがあれば、工事完了前から入居募集の営業を開始できるのです。
早く募集をかけることができれば、物件を寝かせることなく賃料収益を早期に得ることができるというわけです。
3Dパースを使用した入居募集の効果について石本専務に伺ってみました。
「施工した仕事のチェックとして、引き渡し後の入居状況は常にリサーチしていますが、非常に好調ですね。工事完了前に予約で埋まってしまう物件もたくさんありますよ。」
わかりやすい3Dパースでの提案、そのパースを利用しての早期からの入居者募集の開始、それによる高い入居率の達成、という流れは賃貸物件オーナーから十分な満足をいただいているそうです。
リビングステージでは、このような実績を背景にして、不動産会社向けに「入居率が上がるリフォーム・リノベーション」というセミナーも実施しており、その資料にも3DマイホームデザイナーPROのパース画像を多数使用しているとのこと。この活動が、さらに新しいリノベーション工事の引き合いをリビングステージにもたらしています。
不動産会社向けセミナーの資料