テーマ:プレゼン、3Dプレイス
神奈川県川崎市に本社を置くサンケンハウジング株式会社は、分譲住宅を主軸に注文住宅やリフォームも手掛けるハウスメーカーです。営業部でご活躍の西川さんにお話をうかがいました。
”考えるときは手描き”派の西川さんが10年ぶりに”再会”したマイホームデザイナーを使ってプレゼンシートを作成する理由をうかがいました。
“考えるときは手描き”派の西川さん。「仕事帰りの居酒屋で一杯飲みながらプランを考えるなんてこともあります」
マイホームデザイナーとの出会いは10年くらい前。
しかしその時は「ごめんなさい、使えないと思いました」と西川さん。
ところが、最近になって”再会”し、最新のマイホームデザイナーを改めて使ってみたところ、
「随分改良されたなと思いました。
間取りの入力が簡単ですし、1クリックで立体化できるのでこれなら使える」 と判断。それからは西川さんが手がけるプランではすべてマイホームデザイナーを利用しています。
西川さんはどちらかというと、プランは手で描きながら考えるタイプなのだそうで、手描きしたものをマイホームデザイナーで入力してプランをまとめるそうです。
「私にとって一番大事なのはお客様にわかりやすい説明をするためのプレゼンシートを作成すること。
だから必要ないと判断したときはパースを描かないケースもあります。」
(左)マイホームデザイナー⇒製品に同梱のプレゼンボードデザイナーで作成したプランシート。
(右上)マイホームデザイナーの編集画面(3D画面)。室内に家具を置くとスケール感がより伝わります。
(右下)実際にお客様との打ち合わせに使用したプランシート。打ち合わせのメモがたくさん書き込まれています。
他社のCGソフトも使っていたが、テクスチャを貼るのが面倒だったそうで、
「最低限の品質までは簡単に作れるので気に入っているし、重宝しています。」
赤い破線の内側が編集領域。CADの中にはここが黒いものもあるが、マイホームデザイナーの間取り作成画面は紙の色と同じ「白」。
多くのCADは価格が高いうえに保守にかかる費用もばかにならない。
また西川さんは「画面で見ているものと紙に出力されるものが同じでなければ使いづらい」ので、間取りを入力する画面の「背景が白」という点もマイホームデザイナーは合っているそうです。
「でもあんまり使いこなせてはないんです、Optimageも使っていませんし」と少し照れながら西川さんが打ち明けてくれました。
西川さんがマイホームデザイナーを使っている理由はもう一つあるそうです。それはプラン力をお客様にアピールこと。
家作りをする初めの段階のお客様は、何からどういう形で進めてくれるのかがわからないので、不安に感じている人が多いそう。模型を見ていただいたり、カラーで出力したプランやiPadの画面で3Dプレイスをお見せることで、「こんな風にわかりやすく説明する会社です」とわかっていただいて、安心してもらうことが受注につながるポイントの一つになっているそうです。
「模型には模型の良さがありますが、マイホームデザイナーと3Dプレイスでのプレゼンはコストも時間も削減できるところが良いところです」
(写真はサンケンハウジング社の会議室の一角)
「今はインターネットや雑誌でうちの会社を見つけて問い合わせてきてくださるお客様が増えています。その中には遠方にお住まいの方もいらっしゃいますね。
この間も、九州にお住まいで、神奈川のご両親の住んでいるところに2世帯住宅を建てたいという方がいらっしゃいました」
九州と神奈川では直接会って打ち合わせはできないので、メールと電話で打ち合わせをしているそうです。
「3Dプレイスで室内を見ていただくこともできますし、これからはネットを使った打ち合わせが普通になってくるんでしょうね」
営業マンらしい軽快なトークで西川さんがおっしゃいました。
サンケンハウジング社の「サンケンふれあいブログ」で使われている画像。
マイホームデザイナーで描いたパースはこういうところにもご利用いただいています。