3DマイホームデザイナーPRO 導入事例

3Dシミュレーションで「成約率アップ&クレームゼロ」を実現

【家具&ホームセンター】
島忠ホームズ葛西店 清水 美穂氏

テーマ:リアルタイムプレゼン、インテリアシミュレーション

家具やインテリアなどファニチャー関係の専門店と、日用品などを販売するホームセンターを運営する島忠ホームズ。
同社が実施する3Dソフトを使ったインテリアシミュレーションサービスが大変好評を得ているということで、今回は同社の中でも最も3Dプランニングを活用している島忠ホームズ葛西店の清水氏にご協力いただき、そのサービスと3Dマイホームデザイナーの活用方法についてお伺いしました。

島忠ホームズ 清水 美穂氏

きっかけは家具メーカー主催の3Dセミナー

清水様は普段、店舗のサービスカウンターを担当しながら、ご来店のお客様が3Dシミュレーションを希望された際には、ソフトのオペレーターとしてお客様の間取りや家具の配置イメージを作成しています。

もともと家具の配置イメージの提案はプランシートという紙を使って売り場の営業スタッフが手書きで対応していたそうですが、できるスタッフが限られてしまうことと、描く作業に時間がかかることが問題でした。

そんな時、清水さんはある家具メーカーが開催するセミナーの告知内容で3Dマイホームデザイナーの存在を知り、「家具業界にいて、なんで今までこういうことをやっていなかったんだろう」と思うほど衝撃を受けたそうです
思い立った清水さんは個人的に3Dマイホームデザイナーを購入し、セミナー受講前からソフトの操作方法を習得していきました。その結果セミナー受講時も理解が早く、お客様に提案できる技術がスピーディーに身に着いたそうです。

改善提案までその場でできるから成約率が高い

島忠ホームズの3Dシミュレーションサービスはお客様の生活をイメージしながら家具、雑貨のコーディネートを3Dで提案する無料のサービスです。
インテリアコーディネートを事前にシミュレーションする事で購入の際に気になるサイズや部屋の雰囲気をお客様にイメージしていただくことができます。

3Dシミュレーションサービスの流れ

売り場の3D提案コーナー

お客様と打ち合わせをする3Dコーナー。リビングとダイニングが多いそうですが、中には家1軒まるごとの提案を希望される方もいらっしゃるそう。 また、看板は葛西店オリジナルで作ったもの。

3Dインテリアコーディネートサービスのポスター

店内に貼られた3Dインテリアコーディネートサービスのポスター。
3D提案のわかりやすさがビジュアルで伝わってくる。


賞状と清水さん

賞状と清水さん

清水さんによると3Dで提案した場合の成約率は、なんと80%以上だとか。

「やっぱり実際の設置イメージを3D画面で確認して、納得していただけるからでしょうね。
例えば『ベッドをどうしてもおきたいんだけど、この向きだとドアの開け閉めに当たってしまいますよね。ではこう置けばどうですか?』という提案がその場で3D画面を見せながらできる。この提案の早さも成約率の高さに繋がっているのではないでしょうか。

ちなみに島忠全店でこの3Dシミュレーションサービスがおこなわれている中で、葛西店はこのサービスにおける販売金額を競う社内コンクールで見事トップになったそうです。


清水さんが二つのテーブルパーツを組み合わせて加工したもの

画面中央のテーブルは収録パーツになかったので、清水さんが二つのテーブルパーツを組み合わせて加工したもの

清水さんが他のスタッフと違うところは、お客様からの要望に合わせてソフトに収録されていない家具パーツまで作れるテクニックがあるところだそうです。


3Dシミュレーションで搬入経路も確認、トラブルを未然に防げる

清水さんによるとこれまで3Dで提案した方からのクレームは一度もないそうです。
「家具購入で一番多いトラブルはやっぱりサイズですね。家具って大きな買い物ですし、実際届いてからやっぱりこれ違うなってことになっても返すことができないので、3Dシミュレーションでそれを未然に防ぐことができるのはすごく便利ですね。」

「あと、家具を購入する際に設置する部屋にばかり注意が行きがちですが、意外とその部屋への搬入経路も重要なんです」と清水さんは言います。
持って行ってみたら部屋に入らなかったのでメーカーに返品しますということはできません。このソフトは設置スペースの確認だけでなく、家具や人が通れるスペースを確認するのにも便利なんです。

では最後にお客様にメッセージを
「店頭でご覧いただいた家具を、実際に家にいれた時のイメージを3Dソフトを使ってできるだけ忠実にシミュレーションいたしますので、ぜひ島忠ホームズ葛西店にお越しください。」

収録パーツ以外の家具にも対応できるという清水さんの頼もしい言葉から、3Dサービスに対する自信が感じられました。

このページのトップへ