テーマ:3Dパース、プレゼン
広島県広島市の地元パワービルダーである東亜ハウスで、呉店の店長を務める黒岡さんは、10年以上前から3Dマイホームデザイナーを愛用しているパワーユーザーです。
最新版にバージョンアップし続けている3Dマイホームデザイナーはすべて個人で所有しているとのこと。会社の設計部にある3D CADソフトと効果的に使い分けているというその活用方法について伺いました。
[ 東亜ハウス株式会社のホームページ ]
東亜ハウスは広島では有数の地域パワービルダーで、「お宅で建てたい」という指名買いをする方は少なくありません。そんなお客様はじっくりと時間をかけてヒアリングし、設計部の3D CADでプランを提案していきますが、他社との競合商談である場合は、それでは後れをとる可能性があります。
「複数のビルダーにプランを依頼しているお客様にこそ、マイホームデザイナーの出番なんです」
黒岡さんの3DマイホームデザイナーPROは個人で所有しているものだそうです。お客様へのプラン提案をお待たせせずに行いたい、という思いから自分で購入したとのこと。そんな黒岡さんは、現場監督から設計、そして営業とすべての部門を経験し、パソコン歴も20年以上の大ベテラン。
「ぜんぶ知っているから、プランが作れてパソコンソフトも使いこなせるんでしょうね」
と笑います。
黒岡さんのプレゼンスタイルは「その場で」が基本です。お客様の自宅に訪問するときはノートパソコンを持参します。また、住宅展示場のモデルハウスで打ち合わせをするときは、そちらに設置していある大画面テレビにパソコンをつないでプレゼンをします。
「当社の住宅のアピールポイントはデザインと自然素材です。デザインを見てもらうには3Dが最適です」
黒岡さんは初回の打ち合わせで十分にお客様の要望を聞き出した後、2回目の打ち合わせでは3Dマイホームデザイナーでプランニングした3Dデータでプレゼンします。
「早い場合だと、この時点でほぼプランが決定できます。3Dで見てもらえば具体的なイメージが確実にお客様に伝わりますから」
黒岡さんいわく、3Dで見せるポイントは「その場で、簡単に、手早く」見せれること。このスピード感が商談の早期締結にもつながっているそうです。
黒岡さんが3Dマイホームデザイナーを活用するという競合商談の場合、よりよいプランを、より早く提案することがお客様の心をつかむポイントこなります。
「お客様の要望を聞き出しても、それを持ち帰って時間をかけているとお客様の考えが変わってしまってまたやり直し、ということはよくあります。お客様の要望をその場でプランに反映していくことができるのがいい営業マンだと思います。」
3DマイホームデザイナーPROなら操作が軽快なので、その場でプランを変更してみてもらうことが可能と黒岡さん。
「3Dでその場で変更したプランを見てもらえば、納得してもらうことも早いんですね」
現場、そして設計で培った経験をもとに、お客様の要望のいい点は取り入れ、よくない点はその問題点をその場で3Dで説明することで、お客さまから高い信頼を獲得し、契約締結をスピードアップしている黒岡さんです。