3DマイホームデザイナーPRO 導入事例

エコハウスのプレゼンにも3Dマイホームデザイナーは最適です。

【設計事務所】株式会社家工房 上野真二氏

テーマ:壁透明化、モデリング

青森県八戸市でエコロジーを軸にした住宅を一貫して提案されているのが株式会社家工房の上野さん。エコへのこだわりは設計思想だけにとどまらず、自然素材の建材取り扱いにまで及ぶこだわりを持って取り組まれています。3Dマイホームデザイナーとエコ住宅提案との関わりとは?上野さんにお話を伺いました。

株式会社家工房 上野真二氏

エコハウスを提案しています

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間伐材を活用した「カラ松三層パネル」

地球温暖化、石油の枯渇などを今更語るまでもなく、エコロジーは21世紀における人類共通の課題。家工房の上野さんは、エコロジーという言葉がまだまだ珍しかった1990年代初めからエコ住宅に取り組まれています。そのポリシーは設計事務所という枠を超えてエコ建材の取り扱いまでされているのだとか。

「エコロジーな建材というのはまだまだ認知度が低いものが多いんです。なので自信をもって薦められる自然素材の建材を探してきて、施主に提案しています。」

上野さんが取り扱っている建材は唐松の間伐材を三層に合わせた国産木材や新聞古紙をリサイクルした木質セルロースファイバー断熱材など。いずれも安心・安全で地球にも優しい家ができそうなものばかりです。

そんな建材に加えて、エコ住宅として提案されているのが「コンパクトハウス」。

暖房や冷房を効率的に行うには、質の良い断熱に加えて暖気・冷気が逃げにくい小さくまとまった家。それがコンパクトハウスの設計思想だそうです。



動線を理解してもらうのに3Dパースが威力を発揮

「熱効率のよいコンパクトな住宅にすることで、建築費も抑えることができ、その分、質の良い建材を使うこともできるという、経済的にもエコな住宅がコンパクトハウスなんです。」 と上野さん。しかし、ただ小さな家というわけではなく、空間を有効に活用して生活動線も快適にし、使いやすく住みやすい家にするのが建築士である上野さんの腕の見せ所でもあります。

「小さな家でも設計次第でとても快適に広々と住めるんだ、というところを施主に理解してもらうのに3Dマイホームデザイナーはとても役立ってますよ」と、最新のコンパクトハウスのプレゼン画像を見せてくださいました。

3DマイホームデザイナーPRO6の壁透明化機能を使えば、コンパクトにまとまった間取り構造も手に取るようにわかるので、施主の方にも大変好評をいただいているとのことです。


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コンパクトハウスの外観パース

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壁透明化機能で室内の構造が一目瞭然


本当の自由設計、それを表現できるマイホームデザイナー

上野さんの設計手順は、まず施主が建てたいと思っている家についての要望、希望、夢を、一切の制限なくリストアップしてもらうことから始まります。まるでブレインストームのようですね。そのリストをもとに設計図面を起こしていきますが、図面はプレゼン段階からCADで描かれるそうです。CADがもう手になじんでいるのだとか。CADで作成した図面をもとに、3Dマイホームデザイナーを使って施主へのプレゼン用の間取り図やCGパースを作成していかれます。

「マイホームデザイナーは3D作成機能がとても使いやすいですね。躯体はワンタッチで自動的に立ち上がりますし、造作家具などのパーツづくりもとても簡単にできますので、ご覧のとおりパースと完成状態がほとんど同じにできるんです。」

丁寧に作りこんだパーツは、ナチュラルなテクスチャを貼ることでこだわりのエコ素材が簡単に表現できるのも3Dマイホームデザイナーの気に入っている点、と上野さん。3Dマイホームデザイナーを駆使して提案される住宅は、家工房ならではの機能的なデザインと工夫にあふれています。


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造作家具も作りこんだLDKのパース

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完成後の実際のLDK
CGパース通りの施工に。


地方都市では広い土地を確保しやすいので、まだまだコンパクトハウスを建てようと考える施主は少ないとのことですが、これからの時代、長く大きな視野に立ってコンパクトハウスを含めたエコ住宅を提案し続けていきたいと展望を語る上野さんです。

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