vol.027デザインが魅力の家具だから、3Dプレゼンテーションが必須
vol.027 井上和也氏
リーン・ロゼ
世界的なデザイナーズ家具、リーン・ロゼを日本にマッチさせる
リーン・ロゼは、フランスに本社を置くデザイナーズ家具のハイブランドで、日本でも東京、大阪など4店舗を展開しています。
「コンテンポラリーなライフスタイルをトータルに提案する」というコンセプトのもと、斬新なデザインやカラーの家具が人気の国際的なブランドですが、その高いデザイン性が日本の住宅にマッチするかどうかが気になるところ。
今回は、3DマイホームデザイナーPROを家具提案に活用している東京六本木店の井上和也さんにお話を伺いました。
導入効果Conversion
- サイズ、色合いを検討できる
- 家一棟をスピーディーに作れる
- 搬入経路の検討にも使える
活用インタビュー
サイズだけでなく色合いもじっくり検討してもらえます
ー 3DマイホームデザイナーPROを導入された理由について教えてください。
井上氏(以下、敬称略):近年、お客様のインテリアに対するご要望やお悩みは多様化しています。
単なるサイズ感や形だけでなく、色合いについてじっくり検討されたい方が多くなっています。
サイズについては平面図でも間違いないご提案ができますが、色合いがお部屋にマッチするかどうかとなると、言葉だけでは伝わりません。
そこで、視覚的にお見せすることでしっかりとイメージをお伝えすることで、納得のいくまでご検討いただけるように、3DマイホームデザイナーPROを導入しました。
ー お部屋との相性で、どんなところが検討ポイントでしょうか?
井上:家具の大きさやデザインとのマッチングはもちろんですが、色の相性も重要です。例えば、フローリングの色との相性ですね。
「ナチュラル系の床と、ULTIMEのこの色は合うんだろうか?」
というようなお悩みが多いです。
あるいは、アクセントウォールとのマッチング。
「アクセントウォールで使う色と、この家具の色はどうだろうか?」
というようなことも、3Dで再現して見ていただくと一目瞭然です。
「この色のバランスはいいね、でもこっちの色もいいね」
と選択の幅が広がるのも、3Dで家具を提案することのメリットです。
一部屋だけでなく、家一棟を3Dにして提案しています
ー 3Dで提案するのは、検討している家具を入れる部屋だけですか?
井上:戸建て住宅であれば家一棟を、マンションでも全て間取りを3Dで作りこみます。
リーン・ロゼのコンセプトは「コンテンポラリーなライフスタイルをトータルに提案する」ことですから、ソファだけの購入を検討されているお客様にも、リーン・ロゼの世界観を感じてもらえるように、寝室やダイニングなども3D空間でコーディネートしてお見せしています。
ー リビング家具を検討中のお客様でも、家をまるまる一棟3Dで作りこむのは大変ではないですか?
井上:3D提案をするときには、建築図面をお借りするので、図面に合わせて作ってしまいます。
3DマイホームデザイナーPROは、一部屋だけでなく家一棟全部をスピーディーに作れるのが良いですね。
そうやって家全体の雰囲気をトータルに整えて提案することで、リーン・ロゼの魅力が伝わります。
リーン・ロゼにはダイニングテーブルセットやベッド、照明器具もありますので、一緒にご購入いただくことも、多くなります。
プレゼンだけでなく、搬入経路検討にも使えます
ー 3Dプレゼンテーションは、マッチングの検討以外にも使えますか?
井上:3Dならではの空間シミュレーションにも活用しています。
例えば空間の広さ感覚。日本の住宅は海外に比べて天井が低いことがあります。
天井高を正確に入力して、その空間にソファを置くことで、そのソファの高さで圧迫感がないかなどを視覚的に確認できます。
それと、搬入経路の確認も便利な使い道です。
ー やはり輸入家具は大きいものが多いということでしょうか?
井上:大きい、というか、長いものがありますね。
たとえば長いソファの場合、廊下の幅は問題なくても、ドアの間口や位置によってはそのまま搬入できないこともあります。
そこで、縦や横、上方向に家具を回転させて入れることがありますが、そのシミュレーションにも3DマイホームデザイナーPROは有用です。
なので、家一棟まるまる作っても無駄がないんですね。
ー 本日は、ありがとうございました。