vol.0233Dパースなら伝わりにくいことを伝えられ、打合せがスムーズに進む:パナホーム多摩
vol.023 岡野氏 高橋氏 下崎氏 米倉氏
パナホーム多摩 設計部設計センター
プラン作成もお客様との打合せもスピーディーに!
株式会社パナホーム多摩(東京都立川市)は、多摩エリアという地域社会に密着した家づくりをしているハウスメーカーです。 同社では、カスタマー担当、営業、設計、建設各部門が密接に連携したチームワークで、間取りプランからインテリアコーディネート、住宅設備、家具、照明までお客様に納得いただける提案を行っており、3DマイホームデザイナーPROも強力なツールとして一役買っています。3Dパースの活用法について、パナホーム多摩 設計部設計センターの岡野博幸氏、インテリアデザイン室の高橋直子氏、下崎冴子氏、米倉えり氏にお話を伺いました。
導入効果Conversion
- お客様の反応が違う
- 言葉で伝わりにくいことを、わかりやすく伝えられる
- プランニングも打合せもスピードアップ
活用インタビュー
お客様、特に奥様の要望が引き出せます
―まず最初に、3DマイホームデザイナーPROを導入された経緯について教えていただけますか?
高橋:もう6年ほど前になりますが、平面図と写真や素材見本だけでのインテリア提案では、空間の広がりや、色・質感による部屋全体のイメージがお客様になかなか伝わりにくかったんです。それで3Dパースソフトを導入することになり、各社の製品を比較検討して、スタッフが一番とっつきやすかったのが3DマイホームデザイナーPROだったんです。
下崎:収録されている住宅設備や家具の3D素材も、私たちが実際に提案している商品と同じものがたくさん収録されているところも、3DマイホームデザイナーPROを選んだ理由の一つです。当社では家具の提案も注力していますが、実在メーカーの家具が揃っているので、イメージ通りのパースが作れるんです。
―3DマイホームデザイナーPRO導入前と導入後で大きく変わったことはなんでしょうか?
高橋:お客様の反応がぜんぜん違いました。特に奥様は、自分がこれから住む家が立体的に見れるので「こんな風になるのね」ととても驚かれました。
岡野:われわれのような設計に携わっている者は平面図から空間が把握できますが、一般の方には難しいんですね。そのギャップを埋めるツールが3DマイホームデザイナーPROだと思います。
お客様の夢を壊さずに寄り良い提案ができます
下崎:空間的な広がりとかモノの大きさなどを把握してもらえるのもいいですね。平面図では人の大きさを表現しにくいのですが、3Dパースならリアルにサイズ感が伝えられます。
高橋:新築のプランを考えていると、お客様の夢がどんどん広がっていくんですが、『その部屋にその家具はちょっと入らないんですけど』ということもあるんですね。そんなときでも3Dパースでお見せして、「ダイニングテーブルを入れるとこんな感じですが、ソファは難しいですね」とお話すれば、夢を壊さずにご納得いただけます。
米倉:先日もちょうどそんなご提案をした事例があります。LDKに丸いダイニングテーブルとソファを置きたい、というご要望だったのですが、3Dパースで見ていただくことで余裕がないことを確認いただけました。代案として半円のテーブルを配置することで使い勝手とスペースの有効活用が両立できるプランを提案して、とても喜ばれました。
3Dパースでプランニングも打合せも時短を実現
―お客様との円滑なコミュニケーションに威力を発揮している3DマイホームデザイナーPROですが、プラン作成にはどれぐらいの時間をかけていらっしゃいますか?
高橋:平面プランは設計部のCADで作成しているので、その図面を参照しながら3DマイホームデザイナーPROでインテリアプランを作りますが、私は午前中の2時間をそれに当てています。
下崎:私も2時間で作っています。2時間で終わらせる、という気持ちで作りますね。勾配天井など複雑なプランの場合はもう少し時間がかかりますが。
―非常にスピーディーにプラン作成されていらっしゃいますね。
米倉:プラン作成も時短できてますが、お客様との打合せもスピーディになりました。3Dパースのおかげで、お客様がどうしようかと悩んだり迷ったりすることがなくなりました。
高橋:例えばショールームでいくつかのドアを見ても、どのドアがご自分の家に合うのかはなかなか分かりにくいんですね。それぞれのドアを入れた3Dパースを見てもらうことで、「これがいいわ」と即答いただけるんです。
―わかりやすい操作性でインテリアプランの提案資料製作の時間短縮ができ、お客様にひと目でイメージを確認してもらえることで打合せの時間短縮もできている、ということで、3DマイホームデザイナーPROはビルダー・お客様どちらにもうれしいツールとなっています。