vol.022授業から実務へ、そしてまた授業へ、京都ノートルダム女子大学「北山キャンパス」のインテリアをマイホームデザイナーで検討
vol.022 竹原広実 教授
京都ノートルダム女子大学 現代人間学部 福祉生活デザイン学科
誰もがインテリアをイメージできるわけではないんですよね
京都ノートルダム女子大学が5年の歳月をかけたというビッグプロジェクト「北山キャンパス整備計画」。その新校舎完成には、3DマイホームデザイナーPRO、3DインテリアデザイナーNeoが一役買っています。
よりよい授業のためのインテリアデザイン検討とそのイメージ共有のツールとして、3Dパースをどう活用されたかを、京都ノートルダム女子大学 現代人間学部 福祉生活デザイン学科の竹原広実教授に伺いました。
導入効果Conversion
- 多くの人とインテリアイメージを共有できる
- 授業で得た知識を楽しく応用できる
- 大胆なインテリアも検討できる
活用インタビュー
授業で使っている3Dソフトを実践で使う
「新校舎を作るにあたって、整備委員として関わってきましたが、学生たちがよりよく学べるような教室を作ることに対して、たくさんの思いがありました。それを正確に業者に伝えるには、言葉や平面図では難しいなと感じた時、『授業で使っているあのソフトを使えばいいんだ!』と思いいたったんです。」
竹原先生は、頭の中に思い浮かべた『間取りをこうした場合はこのようにしてほしい』『壁をこのような素材でこのように仕切ってほしい』というイメージを施工業者に間違いなく伝えるツールとして、3Dマイホームデザイナーのパースをフル活用しました。
「整備委員会には各学部から先生方が参加されていましたが、誰もがインテリアについて造詣が深いわけではありません。それぞれの先生方が目指している教室の機能とデザインを視覚化することで、各先生のイメージどおりであることを確認いただくのにも役立ちました。」
アパレルがご専門の先生や福祉がご専門の先生にとって、平面図だけで完成を予想するのは難しいものです。『壁一面を鏡にするとこんな感じに見えます』『ベッド三台をこう並べると学生の動線はこうなります』といったことは、3Dパースを見てもらうことで、納得いただくことができたとのことです。
学生と一緒に作り上げたインテリアも
「新校舎の施工が進む中で、自分たちが使う空間をどんな風にインテリアコーディネートしたいかを、学生たちに授業の課題として考えさせるのにも、3DマイホームデザイナーPROを使いました。私自身が当初考えていたオーソドックスなものに対して、学生からは『キャンディーをイメージしたカラーで』といった斬新なアイデアがでてきて、思わずハッとさせられたこともありました。」
授業で使っていた3DマイホームデザイナーPROを、新校舎建設の実務で使い、そこからまた授業の課題にフィードバックするという、教育現場として理想的な活用をされた竹原先生は、今回得た様々な経験をさらに授業に取り入れて、わかりやすく楽しく学べるカリキュラムにしていかれるようです。