vol.017自動ウォークスルーで動線プレゼンテーション
vol.017 中山 瑞穂 氏
株式会社メリーポピンズ
東京都練馬区
建つ前に自分の家を歩いて回れるのってステキじゃないですか
建築会社でマンションのインテリアコーディネートを手がけたのち独立し、会社を設立して15年。
住宅のリフォーム・リノベーションを中心に、インテリアプランニングを行っている株式会社メリーポピンズの中山瑞穂さんに、3DマイホームデザイナーPROの使い勝手や活用のポイントについて伺いました。
導入効果Conversion
- プラン修正の手間やスピードが大幅に楽になった
- 小さなリフォームでも空間の収まりを伝えることで喜ばれる
- 3Dムービーは施主にすごく感動してもらえる
活用インタビュー
手軽に使える3DCGソフト
「インテリアコーディネーター協会のセミナーで3DCGのプレゼンを知って、表現力がすごいなと思ったのが導入のきっかけです。」
中山さんは手描きパースが得意で、提案用パースはずっと手描きで作成してきたのですが、3DCGの美しさにも魅力を感じ、自分に使えそうなソフトとして3DマイホームデザイナーPROを10年ほど前に導入されました。
実際に使ってみて感心したのは、表現力もさることながら、修正の楽さでした。
[ 初期提案(左)をベースにしてカラーコーディネートを修正(右) ]
「インテリアの提案ではカラーの変更はしょっちゅうですから、修正が何度でもすばやくできるようになったのはすごくよかったですね」
手描きでは表現しきれないクロスの質感なども簡単に見てもらえるのも3Dパースならではとのこと。
制作の手軽さを背景に、中山さんは小さなリフォームでも必ず3Dパースでプレゼンしています。
「たとえばキッチンのリフォームで、造作の収納棚を作るような時、立面図だけだと収まりを実感してもらえませんが、3Dパースなら高さや奥行き、色合いなどが手に取るように見せられるので、すごく伝わるんです」
と中山さん。3DマイホームデザイナーPROには、オーブンや炊飯ジャーなどの家電製品も豊富に3D形状で収録されているので、生活感のある3Dパースを簡単に作れるのがいいところだそうです。
ウォークスルームービーが喜ばれています
「3Dパースのリアルな素材感の表現で、いろんな角度から室内空間を見てもらえると説得力がちがいます」
様々な間取りの住宅を手掛ける中山さんですから、ユニークなリクエストをいただくこともしばしばあります。変則的な形の玄関からドアを開けるとすぐキッチンが見えるという間取りのお客様から、『ホテルののカウンターのようなデザインにしてほしい』との要望をいただいた時にも、3Dマイホームデザイナーは重宝したとのこと。
「石の質感にこだわってお客様と一緒に建材を選びましたから、それを使った見え方を確認してもらうのにも3Dパースは最適でした」
細部にまでこだわったインテリアデザインがすべて決定したら、最終的な動線確認も含めてウォークスルームービーで見てもらうのが中山さん流です。
「部屋と部屋の空間的なつながりを把握してもらうのに、動きがあるのとないのではぜんぜん説得力がちがいます」
と中山さんはいいます。
中山さんはこれまでは手作業で設定してウォークスルームービーを作っていたのですが、なかなかなめらかな動きをつけることができませんでした。
それが最新版のPRO9で搭載された自動ウォークスルームービー機能で大幅に改善されたので助かっているとのこと。
「すごく動きが自然になりましたし、自動でドアも開閉できるのがいいですよね」
[ 「手作業で作成したムービー(左)と、自動ウォークスルームービー(右)」 ]
Dパースはデザインをしっかりと伝える実用性で有用ですが、ウォークスルームービーはお客様に感動してもあれるというメンタルな部分で非常に強力なツールだと中山さん。
お客様へのプレゼンテーションはもちろんのこと、Facebookなどでの自社PR活動にもこのウォークスルームービーを活用していて、Facebook仲間からも大好評だそうです。