vol.013リフォーム後のトラブル回避にも
vol.013 代表 中川賢太郎 氏
ポルコハウス合同会社
神奈川県相模原市
3Dパースのリフォームプレゼンは施主に信頼感を持ってもらえます。
「あの豚(※)のように、自由で優しく男らしく行こうぜ、ってことで、いつもポルコたれ!という思いを込めてつけたんです」※映画「紅の豚」の主人公、ポルコ・ロッソのこと。
愛嬌たっぷりの笑顔で社名に秘めたもう一つの気持ちを教えてくれました。
「宮崎駿アニメの好きなところは、かっこよさの中にやさしさやあたたかさを感じさせるデザインです。ぼくはリフォームもデザインが大切だと思っています。ポルコハウスが目指すリフォームのテーマは、ひとや環境にやさしいデザインなんです。」
住宅と店舗、両方のリフォームを手がけているポルコハウスだからこそ、デザインを大切にしたい。そのためのツールとして3Dマイホームデザイナーはとても役に立っていると中川さんはいいます。
導入効果Conversion
- その場ですぐにシミュレーション
- 施工後にトラブルがでない
- 意気込みを感じてもらえる
活用インタビュー
色使いが多彩な店舗には3Dプレゼンが有効
「住宅リフォームの場合は壁紙はだいたいオフホワイト系になりますし、床材もシンプルなフローリングが基本。
でも店舗改装となると、派手な色の壁紙とかタイルや石目など多種多彩な素材が使われます。だから3Dパースでのプレゼンはすごく有効なんです」
という中川さんは、デザインの打ち合わせの時、ノートPCを持参して3Dマイホームデザイナーでリアルタイム3Dプレゼンテーションをされています。
飲食店やバーなどの店舗改装では、施主から「もっと派手な色にしたらどうだろう?」とか「タイルの模様、違うパターンで見てみたい」といった要望がよくでるのだとか。そんな時、3Dマイホームデザイナーならその場ですぐにシミュレーションできるので、施主の迷いを解消できるそうです。
「色の違いで悩み込んでしまう方もけっこういるんです。そんな時、このソフトならすぐに違いを目で見てもらえるので、決定をすばやくしてもらえるんですよ。」
これまで他の3Dパースソフトをいろいろ使用した経験もあるが動作がきびきびとして軽いので客先で気軽にプレゼンできるのがいいと中川さん。
「ただね、すぐにいろいろと試せるので、お客様によっては、あーしてみて、こーしてみて、と逆に時間がかかっちゃうこともありますけどね(笑)」
「安かろう」でも「モノも良い」が自慢
ポルコハウスでは、リフォーム問い合わせの多くはインターネット経由でくるとのこと。
「ポータルサイトに登録しているので、地域で絞り込んで見つけてもらい、弊社のホームページをチェックして、それから問い合わせ、という流れが多いですね。」
ポルコハウスのホームページでには、安心して依頼してもらえるようにこれまで手がけたリフォーム、改装事例が写真付きで丁寧に紹介されています。3Dマイホームデザイナーでシミュレーションしたパースも少しですが掲載しています。
「ホームページは写真中心で実績を把握してもらってますが、実際の打ち合わせでは3Dパースが大活躍ですよ。小さな案件でも3Dパースを作ってプレゼンすることで、『あっ、ちゃんとやってくれそうな会社だな』と信頼感を持ってもらえるんです。」
新築住宅では3Dパースは当たり前になってきていますが、リフォームの業界ではまだまだ3Dパースまで用意する業者は少ないそうです。それだけに、自分の物件を真剣に考えてくれてるんだな、という意気込みを感じてもらえるというメリットも3Dパースにはあるとのこと。
リフォーム業者はもっと3Dマイホームデザイナーを使うべきだと中川さんは言います。
お客様も喜んでくれるし、『イメージが違う』といったトラブルが施工後にでてくることもない。それに自前で3Dパースを使ってデザイン提案すれば、インテリアデザイナーなどへの外注コストも削減できるので、結果的にリフォーム料金を安くしながら、施工の質を落とすこともないとのこと。
「価格が安いリフォーム業者は『安かろう、悪かろう』と思われることもありますが、弊社では3Dパースで信頼を得て、実際の施工も値段以上のものにできるので、お客様に本当に喜んでもらえてます。」
店舗の内外装はもちろんのこと、お店の看板などもデザインする中川さん。デザインはあくまでもサービスでリフォームの施工が本業、といいながら、頼まれれば新店オープンのチラシまでサービスで制作することもあるそうです。そんなチラシにも3Dパースは役に立つとのこと。3Dマイホームデザイナーをフル活用している中川さんです。