vol.002介護リフォーム3Dパース提案
vol.002 神崎 嘉博 氏
株式会社神崎工務店
福岡県北九州市
多人数の提案で活躍するリアルタイム3Dは必需品
10年間で800件以上の介護リフォームを手掛ける神崎工務店。今回は、介護リフォーム提案現場での3Dパースの活用法や神崎さんにとっての3Dパースの有用性について伺いました。
導入効果Conversion
- リアルタイム3Dで多人数でもスムーズな情報共有
- スロープ等の造作提案も3Dパースで実現現
- 様々な視点から細部の提案が可能に
活用インタビュー
弊社は創業以来30年、一貫して介護が必要な方のためのリフォームを中心に工務を手がけていますが、介護リフォームは年々増加しており、直近の10年では800件程の施工を請け負いました。
私自身その経験を活かし、理学療法士や介護士を対象にした講演会も行っています。
介護士や理学療法士の方はもちろんその道のプロフェショナルですが、たくさんの障害のある方の家を手がけてきましたので、どんな障害を持ってる方がどんな動きが苦手なのかを私は熟知しています。その経験を講演会ではお話して日々の介護に役立てていただいてます。
そんな神崎さんの経験と人柄が評判を呼び、手がけるリフォームはほとんどが紹介案件とのことです。
多人数の提案ではリアルタイム3Dが活躍
新築住宅を建てる施主様は夫婦と子供だけという方が多いですが、リフォームとなるとご両親からお孫さんまでたくさんの方が打合せにも参加します。
皆さんに同時に提案を見てもらうに当たり課題なのは、紙のプレゼンボードでは小さすぎるということです。昔は、プロジェクターで壁に投影してプレゼンをしていたこともありますが、今では大画面テレビに直接つなげられる3Dマイホームデザイナーを使用し、皆さんに同時に、わかりやすくプレゼンを実施しています。
リアルタイムで操作をしながら皆さんの意見を伺い、その場でプラン修正を行います。
ご家族全員でプランを見ながら詳細を決め、様々な意見が出る場合でも、短時間で全員と意思疎通が可能になります。
ニ方向にスロープを設置するプランの提案
介護リフォームの課題には「段差の解消」が必ず発生します。
その際、解決策としてスロープを提案するのですが、PRO6から高低差のある敷地の作成が容易になったので、スロープが作りやすくなりました。敷地作成機能を活用し、二方向にスロープを設置するプラン等でも皆さんが分かりやすい形で表現することができます。
段差解消機の提案にもマイホームデザイナーで対応
段差問題には、段差解消機という小型のリフトのような設備を設置する方法もあります。
玄関先の会談に設置し、車いすを載せて昇降するというものです。
これほどの機械になると施主の皆さまもイメージが湧きづらく、実際にどのようなスペースを利用するのかが伝わりづらいことがあります。
マイホームデザイナーでは、パーツを使用して、段差解消機のある3Dパースを作成することができます。
また、玄関周りは門扉などで空間が狭く、写真やパースだけでは全体像は分かりません。
3Dパースにすることで、様々な視点やウォークスルーで隠れている場所までしっかり理解をして頂けます。
最後に
プランをご検討頂く際、様々な角度から見て頂けるよう複数の角度からプレゼンをおこなっています。
私達が目指すのは「お客様の生活にマッチしたリフォーム」。
蓄積してきた経験と技術を基にプランニングした提案をしっかりご理解頂く為にも3Dマイホームデザイナーを駆使し、皆さまの生活とマッチしているかをしっかりごご理解頂けるようご提案しています。