vol.001モデルハウスのコーディネート
vol.001 石川克友 氏
global design(グローバル デザイン)
埼玉県川口市
スピードが要求される案件でも、充実した資料で提案が出来ます。
これまでハウスメーカーのインテリアコーディネーターとして600棟以上の住宅のインテリアコーディネートに携わってきた石川さん。
モデルハウスのプランニングも積極的に企画し、照明デザインのコンクールでインテリアコーディネーター賞を受賞。
その後、独立しインテリアデザイン事務所「global design」を立ち上げました。
仕事の幅も広く、個人邸からモデルハウスまで毎月50件以上。プランニングでは、あらゆる段階で3Dパースを活用されています。
導入効果Conversion
- 納期が短い案件でも効率的にイメージ共有が可能に。
- 3Dパースで細部の提案も容易になった。
- 施工現場への指示やイメージ共有が出来るようになった。
活用インタビュー
弊社では、個人邸からモデルハウスまで毎月50件以上の案件をコーディネートしています。
すべての提案に3Dパースソフトを使っていますが、特にモデルハウスプランニングのあらゆる段階で3Dパースが役に立っています。
モデルハウスは、私を含め携わる人間はすべて建築のプロです。しかし、プロとはいえイメージの共有は口頭や図面だけでは認識の違いが生まれる原因になります。
空間デザインの確認は、インテリアデザイナーNeoシリーズを用い、3Dパースでイメージ共有・提案のブラッシュアップを行っています。
全体の空間デザインをホワイトモデル化し、モデルハウスの見せ場を検討
初回の打ち合わせは、ハウスメーカー側がある程度ゾーニングを決めた段階で行います。この時点で携わるメンバーは、メーカーの営業マンと設計担当者、そして私の三人です。モデルハウスが個人邸と違うところは、「見せ場」を作ることですね。お客様に驚きと夢を持っていただくことがモデルハウスの役割の一つですから。
なので、メーカーのゾーニングプランをもとに、3Dパースソフトで検討用の空間を作ることも少なくありません。インテリアデザイナーNeoは手早く間取りプランを作成できるのがいいですね。
この段階ではラフな状態ですが、ウォークスルーで室内を移動してみて、動線や空間の広がりをチェックするのに役立っています。
3Dパースを基にイメージとのギャップを改善
たとえば、外観のアクセントとして配置した窓が、室内デザイン側でどうも収まりが悪い、ということがあります。そういった場面でも3Dパースなら施工前に気付くことができ、すぐに改善を行うことが出来ます。
現場での細かな仕様の指示にも3Dパースを活用
プランを完成させたら着工になりますが、現場がスタートしても3Dパースはまだまだ役に立つんです。
現場では大工さんが図面をもとに施工をしていくんですが、ベテランの大工さんといえども2次元の図面だけではわかりにくい部分があります。
そんな造作の収まりなども図面と一緒に3Dパースを見てもらうと、「あっ、分かった!こんな感じなんだね」って理解してもらえるんです。
販促用のチラシにも3Dパースを使用
こうやって様々な段階で活躍した3Dパースは、販促用の印刷物としても使われます。
住宅展示場って、オープン前に折り込みチラシなどで宣伝をしますよね。チラシを作る段階では当然まだモデルハウスは建っていませんから、私が作った3Dパースがイメージ画像としてチラシに使われます。
3DインテリアデザイナーNeoの3Dパースは、モデルハウスの初期段階から最後のPRまで、縦横無尽に活躍しているという感じです。