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テキストエディタ MIFES 11

「\」を含む文字列を検索する方法

公開日:2023年2月10日

■回答

「通常検索」や「あいまい検索」では、ファイルのパス名など「\」を含む文字列も、検索文字列欄に入力してそのまま検索できます。

ただし、設定や検索方法によっては、「\」や「.」(ピリオド)は特別な意味を持つ記号(メタ文字)として扱われますので、それらの記号はエスケープ(記号として扱わないように指定)する必要があります。

具体的な指定方法は以下のとおりです。

  • ▼エスケープが不要な場合
    「通常検索」 「あいまい検索」で、検索文字列欄が複数行表示のとき(メタ文字を使用しない設定)になっているときは、エスケープは必要ありません。
    検索ダイアログ
  • 「\」をエスケープしないといけない場合
    「ワイルドカード検索」のときや、「通常検索」「あいまい検索」で検索文字列欄が1行表示のとき(メタ文字を使用する設定)になっているときは、「\」の前に「\」を追加してエスケープする必要があります。

    検索文字列欄に文字列を入力後、検索文字列欄の右側にある\nボタンボタンをクリックし、表示されたメニューから【すべての「\」を「\\」に変換する】を実行すると、一括で「\」を追加できます。
    (グレーで表示されている「\」がエスケープのための「\」です)
    検索文字列欄
  • ▼「正規表現検索」のとき
    「正規表現検索」では、「\」の他に「.(ピリオド)」や「-」などもメタ文字として扱うため、エスケープする必要があります。

    正規表現(新タイプ)にはまとめてエスケープするためのメタ文字も用意されており、以下のように文字列全体を「\Q」と「\E」で囲むと、その範囲のメタ文字をすべてエスケープできます。
    (赤い字で表示されている文字がメタ文字です)
    検索文字列欄

※検索文字列欄の設定については、 「検索文字列欄はいつも1行表示にしておきたい」をご参照ください。
※その他、検索方法やメタ文字の詳細については正規表現サンプル集やヘルプをご参照ください。

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